同期同窓生の紹介1

同期の同窓生近況紹介します。中土 忠さんです。

北日本新聞に掲載されました。

 

 

 

<パン製造販売「ドンク」社長>中土忠氏(富山市出身)

2017.10.15 23:20

■業態開発や海外展開加速

 創業112年の老舗の7代目社長になって4年半。営業の第一線である東京本部(千代田区)に活動の拠点を置き、本社のある神戸市には週2回程度出向いている。

 店舗は富山県内の3店を含めて、全国に約180店を展開。国内のグループ売上高は約320億円に達する。現在は百貨店店舗をブラッシュアップする一方、ショッピングセンターや駅などで業態開発にも取り組んでいる。

 新規店舗は飲食もできる「ベーカリーカフェ」が中心。焼きたてのパンを「その場ですぐに食べたい」という消費者のニーズに応えたものだ。

 海外展開にも積極的で、香港や台湾、シンガポール、中国、タイに計26店を構える。開店当初に職人を派遣し、日本と同じ味を提供するのが特徴だ。「出店を加速させ約30億円の海外売上高を2倍に引き上げたい」と力を込める。

 忘れられない思い出として二つの大震災を挙げる。阪神大震災では本社が倒壊。北陸事業所長として本社機能の復旧に努めた。東日本大震災の際には物流が停滞。連日、東京から東北の店舗に商品を供給し続けた。「あれで社員の結束力が高まった」

 趣味はトライアスロン。今月29日の富山マラソンにはパンを提供するほか、自身もランナーとして出場する。


◆プロフィル◆
 なかつち・ただし 富山商業高校卒。1984年に入社し、富山大和店長、金沢大和店長、営業本部部長、執行役員などを経て2010年に常務、13年から社長。神奈川県在住、57歳。

 

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